君達が入ったその部屋は書斎の様だ。
作業机の脇には資料を収納する棚が、
机の上には、光り続けるカンテラや、
出しっぱなしになったままの資料や、
書いている途中と思われるノートが
見えるものの、人影は見当たらない。
椅子や机、筆記具がまだ暖かいため
直前まで居たことは想像に難くない。
机の上のノートや出ている資料には
さっきまで通ってきたダンジョンの
地図情報らしきものが書かれている。
君たちは、それを持ち出しても良い。
机の上部にある採光のための出窓は、
内側から施錠されている様に見える。
そこに飾られている梟の置物からも
人がそこを通った様子は見られない。
さて、君達はどうする?
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